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初期費用20円。誰もができる“ソーシャルアクション”で地球規模の食課題に挑む

2018年10月30日




世界の人口約70億人のうち、開発途上国を中心に、飢餓に苦しむ人がおよそ10億人を数える一方で、先進諸国を中心に、飽食による肥満・生活習慣病に苦しむ人は約20億人にものぼる。この飢餓と飽食という二重構造による国際問題は「食の不均衡」とも呼ばれ、喫緊の課題であるが、啓発・行動喚起はまだまだ道半ばである。この問題を解決すべく活動を行っているのが、NPO法人「TABLE FOR TWO International」だ。先進国ではヘルシーな食事を販売し、その売り上げの一部(約20円)で開発途上国の学校給食を提供するという活動は、多くの企業や教育機関などから支持されている。その活動の様子から、食を通じた国際的社会貢献の可能性を考える。