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20世紀初頭にカナダ西岸の水産業で活躍した日本人移民

2019年6月25日




戦前、農業移民としてハワイやブラジルなど海外に渡った日本人たちの存在はよく知られている。
では、同時期に“漁業移民”としてカナダに渡った日本人たちがいたことはご存知だろうか? 和歌山や鹿児島を離れカナダに新天地を求めた彼らは、サケ缶詰産業や捕鯨業、ニシン加工業に従事し、かの地の水産業を支えたという。特にニシン加工業では1920〜30年代の一時期、日本人漁業者の独断場だった。