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世界の研究者が注目する論文とは? 答えは…人類の未来を占うあの分野だった!

2024年12月13日


イギリスの調査会社クラリベイト・アナリティクス社が毎年選出する、高被引用論文著者(Highly Cited Researchers:HCR)という指標がある。高被引用論文著者は、特定出版年・特定分野における世界の全論文のうち、引用された回数が上位1%に入る論文を発表し、後続の研究に大きな影響を与えた研究者が選ばるもの。
2024年も、さまざまな研究分野で活躍する6,636名の研究者が選ばれたが、このHCRに6年連続で選出された研究者がいる。それが、立命館大学 総合科学技術研究機構の長谷川知子教授/RARAフェローだ。長谷川教授は、エネルギー、経済、農業、土地利用、水利用などを統合的に解析するコンピューターシミュレーションモデル、いわゆる「統合評価モデル」を用いて、気候変動を中心とした地球環境問題に関連する研究を行っている。国家や企業、あらゆる分野で環境貢献やサステナビリティが重視される中、長谷川教授の研究に、世界の研究者が注目している。