日ごろ私たちが何気なく触れている物事が、実は異国のカルチャーと密接につながっていることは少なくない。
一例として挙げたいのが「ヨーグルト」だ。1970年の大阪万博・ブルガリア館での展示が発端となり、日本でもブルガリア風のプレーンヨーグルトが普及した。私たちにとってのブルガリアは、まさにヨーグルト、そして健康・長寿国のイメージが強い。
では反対に、ブルガリアの人々は日本に対してはどのようなイメージを持っているのだろうか？ そのイメージから浮かび上がるのは、ヨーグルトを介した深い国際交流の歴史だ。