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投資家の「買わないと後悔するかも……」がリーマンショックにつながった?

2019年9月10日




11年前の9月15日、大手投資会社リーマン・ブラザーズの経営破綻に端を発し、世界的な金融危機をもたらしたリーマンショック。サブプライムローン関連商品の過熱購入が主因とされるが、この購入行動は、多くの人と同じ行動をとることに安心し追従する「ハーディング現象」の結果と考えられている。「感情と市場」を研究テーマとする経済学者は、人の行動を左右するさまざまな感情の中でも特に「後悔」に着目する。リーマンショックは、投資家たちの「後悔することへの恐怖」が生み出したのかもしれない。