人口減少や地方の過疎化に端を発し、いま日本各地で「空き家問題」が大きなイシューと化している。2013年に約820万戸だった空き家は、2033年には約2150万戸になると予測されている。これはなんと、国内の戸建て住宅のおよそ3戸に1戸という割合だ。
そんな空き家問題に着目した、とある大学生。彼はゼミの研究テーマとして見識を深め、自らその解決に取り組むべく起業。シェアハウスの運営や空き家のマッチングサービスの提供に乗り出した。
若者の目に、未来の地域コミュニティの理想像はどう映るのか。奮闘の日々に迫った。